メタモデル2
皆さんこんばんは。
先日の「メタモデル」についての続きをご紹介します(^^)
メタモデルを使用した場合の質問方法ですが
5W2Hで質問していき、その方の深層意識を少々深く掘り下げていきます。
5W(who.when.where.what.why)(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ)
2H(how to . how many)(どのように、いくらで)
この中でも、why・なぜ?の使用方法は特殊で、なぜ?と聞かれると人はなぜなら…と答えてしまします。
「なぜあなたはそうしたいの?」という未来への問いかけには使用してOKですが
「なぜあなたはそうしたの?」という過去への問いかけには適しません。詰める問いかけになるので、逃げたくなり嘘の言い訳を作り出す可能性があります。
次に「メタモデル」の目的ですが
1.情報収集
2.意味づけの明確化
3.制限しているものの発見
4.選択肢を与える
では、前回の事例を使用し、「メタモデル」を活用してみましょう。
先輩は恐い。
1人の方は私のミスが原因でヒステリック気味に怒られた。
2人目は怒られないようにして過ごし、良好な関係だったにもかかわらず、陰ではボロクソに怒っていたという。
3人目は何気ない会話をしているだけなのに、その先輩の顔が笑っておらず、怒っているように感じた。
共通点は先輩や怒るといった行為
少しづつ変換をかけていきます。
先輩でなかったらその時の状況は変わったのか?
怒るという行為は怒り方を変えれば、恐いと思わなかったのか?
(優しく…、面と向かって…、笑顔だったら…など)
いつ、何をしたとき怒っていたのか。
どのくらい怒っていたのか。
言われ方も、こう言ってくれていれば…というものに少しづつ変えていきます。
過去の記憶を自身の都合の良いように一度変換し、視点を変えることで、また見える世界が変わってきそうな気がしませんか?
意識し、考えることでできている方もおられるかもしれませんが
この作業を人間の脳は勝手にしてくれたりする場合は少ないでしょう。
なぜなら、とてつもないストレスになるから。
まだまだ未発達な子供の脳では特に難しいでしょうね。
あと、脳を本当に使用できるようになるのは30歳を過ぎてからです。
そこまでいくと経験から応用を利かす能力が格段に上がるというデータもあります。
話がそれましたが、是非とも皆さんも使っていただけたらな。と思います。
後輩がミスをした時、状況の把握を疎かにして「なんで?」と聞いてしまうこと、多くないですか?
子供が悪さをした時の問いかけも同じです。
なんでそうなったか。それは本人もわからないことが多いのですから、一緒に考えてあげて下さい。
長くなりましたが、本日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございます(^^)
些細な事でもご相談ください。
昇・鍼灸整体 伊藤